2008年07月27日

いろんなことを想い出す夏

内観してると、いろんなことを想い出す。

いろんな人に、ごめんなさいと、ありがとうの夏です。



北陸の小さな地方都市を離れて、大阪の美術短大に入った。

2年になる頃には、ほとんど学校に行かなかった。


大阪、神戸、京都、奈良を歩き回った。

寝袋背負って、旅をした。

本をいっぱい読んだ。

映画をいっぱい見た。

音楽いっぱい聴いた。

いろんな人と話した。

いろんなこと考えた。

ボーッと過ごした。


お金の心配しないで、自由な時間を過ごせた学生時代。
勝手なことばかりしていた、わがままなわたしに両親は仕送りしてくれた。


わたしを信じてくれた、やさしい両親には、いっぱい感謝です。
おとうさん、おかあさん、ありがとう!!
亡くなっても、心のなかで生きてます。

それに、時間なんてないんだものね!



学校を出て、新聞広告で見つけた鶴橋の小さなデザイン工房で
アルバイトをはじめた。

30代後半くらいのおもしろいおじさんがひとりでやっていた。
いま考えると不思議だけど、おじさん、と呼んでいた。


デザイン工房といっても、普通の民家、クーラーが効かない。
朝クーラーをつけて、おじさんと近くの喫茶店へ行く。
1時間ほどして、涼しくなったところで戻る。

戻っても仕事するわけでもない。
線引きの練習したり、イラスト描いたり。
おじさんや、仕事もってきた人と話したり。
下が畳なので、みんなでゴロゴロ。

おじさんは、夜、仕事してるみたいだった。


夏はラジオで高校野球を聞いて、どちらが勝つか、おじさんと賭ける。
負けたほうが昼食をおごるのだ。
わたしが負けると安いランチ。
おじさんが負けると、ちょっと高めのランチ。
おじさんにとっては、損な賭けだけど、遊んでることがおもしろかったんだと思う。


雨が降ると、いつのまにか傘をもっている人。

いろんな色の液体をもっていて、
その液体を混ぜて、どんな味でも作る人。

来る人のなかには、風変わりな人もいた。


いずれは、おじさんの下請けになる、と思っていた。
おじさんの奥さんとも仲良くしてもらって、
貧乏だけど、気楽な毎日だった。


突然のことだった。

気のいいおじさんは、他の人の借金の保証人になっていたのだ。
それで、なにもかも失うことになった。

わたしもやめることになった。


いまでも、あのおじさんのこと、懐かしく思い出す。
仕事は出来たし、どこか神様みたいなところがあったから、
試練を超えて、スケールの大きなひとになっただろうな〜と思う。


あんなに、不思議で、おもしろい人は、なかなかいない。

出会えてよかった。
おじさん、楽しい時間をありがとう!!

あの頃は、30歳以上の人間を信じちゃいけない、なんて言われてたけど、
おじさんのおかげで、大人も信じてたし、楽しく生きていけるって思ってた。


ぬりえにきれいな色をつけていくような人生ではなく、
下手でも白いキャンパスに自分の絵を描きたい、なんて
生意気なこと言ってた若い頃のわたし。


たくさんの人に助けられて生きてきた。
感謝したい人いっぱいいるな〜と気づいた7月でした。


いつもありがとうございます!
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posted by ima at 04:48| Comment(2) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いいおじさん、いい職場、いいな〜♪(笑)

ほんといい想い出ですね〜

いろんな人、いろんな出来事が
人生の色彩になっている。

感謝ですね。

Posted by aki at 2008年07月30日 12:01
怠け者のわたしにピッタリの、
いるだけでOKの職場でした♪

しあわせな仕事人生の始まりでした。

いろんなこと思い出すと、
感謝の気持ちでいっぱいになります。

コメントありがとうございました。

感謝!
Posted by at 2008年07月31日 02:28
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